【最近の積ん読】『人体冷凍−不死販売財団の恐怖』 ラリー・ジョンソン 講談社

『人体冷凍−不死販売財団の恐怖』 ラリー・ジョンソン 講談社

人体冷凍  不死販売財団の恐怖

人体冷凍 不死販売財団の恐怖

人間を冷凍して何百年も後に解凍してよみがえさせる。
「SFではありがち」って話になるだろうが、この冷凍保存に本気で取り組んでいる団体がアメリカには存在する。「アルコー延命財団」だ。カルト臭がするかもしれないが、有名大学のお偉方のお墨付きで、米国の有名な野球選手、テッド・ウイリアムズの死体も同財団が管理している。


本書は、元職員の告発本。
告発したため、現在も、当該団体に追われており、身を潜める生活を余儀なくされているという。
小説以上にスリリングで本当にノンフィクションかと思ってしまうが、冷凍された頭部の写真などが掲載されており、この話が紛れもない事実であることを物語っている。